アウトバーンは世界でもっとも古い高速道路です。
速度無制限の夢の世界
アウトバーンには速い車が遅い車を抜く片側二車線、対面衝突を防止する中央分離帯(中央分離帯のガードレールができたのは戦後)、高速道路を降りる車が減速することによる渋滞を防ぐ立体交差のインターチェンジが世界ではじめて作られました。
また、アウトバーンは舗装を厚くし、メンテも入念です。勾配もゆるやかで(高速道路の渋滞のほとんどが坂が原因です。ポンコツ車は坂を同じスピードで走れません。)カーブもゆるやかです。
なぜでしょうか?
アウトバーンは日本の高速道路の数倍の費用がかかってます。
日本においても、普通の高速道路は120km/hを前提に作ってるのに対して新東名は140km/hを前提に作ってるので費用がかかりまくったという話があります。
車の速度が速いほど道路の消耗がはげしいそうです。だから建設費用も莫大になるのです。
さらに速度無制限なので
アウトバーンでは車内の飲食禁止、右側車線での追越禁止(日本で言えば走行車線での追越禁止みたいなもんで、遅い車は全部走行車線に流れるみたいな感じで追越車線で遅い車が邪魔にならない)、トラックやバスは左車線走行禁止(日本で言えばトラックやバスは追越車線走行禁止、車間距離も保たなければ違反だそうです。
日本もこれを導入すべきです。ただスピード違反を取り締まるだけではいけません。
まあ速度無制限にしろとは地形的にも構造的にも無理でしょう。でも速度制限は120km/hにすべきですね。
遅い車が追越車線でチンタラ走ってるのはムカつきます。トラックやバスが追越車線走ってるとかありえないです。邪魔なだけです。
速度制限区間が増えてきてるようです。しかしながらアウトバーンの50%はまだ速度無制限だそうです。